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精密栄養学
遺伝子
精密栄養学の実践で私に起きた変化

今回は、精密栄養学の実践で、具体的に自分にどのような変化が起きたのかについて、ご紹介させてください。
まずはこちらが、2025年5月に受けた血液検査の結果です。

一般的な健康診断などで見る項目よりも、かなり多めです。
事前の問診を行い、直接先生ともお話をして、精密栄養学的な視点でここから浮かび上がってきたのは、主に下記のような内容でした。
肝機能をはじめ全体的な数値は非常に良好
2年以上行っている糖質制限が体に合っている
脂質を中心としたエネルギー回路が回っている
ストレスによる慢性的な炎症の可能性
ドーパミン(興味や意欲に関わる物質)からノルアドレナリン(実行力に関わる物質)への変換がスムーズでない可能性
ミネラルがストレスや炎症への対応で消費されてしまっている
これらの状況から不安感や精神的な不安定さが生じる可能性
基本的には良好な状態ということで、ひとまずは安心しました。
また、見えてきた課題についても、これまでの自分の体感と合致する内容でした。
上記の分析の詳細に入る前に、まず前提としてのここ数年の僕の食生活についても共有させてください。
避けているもの:
グルテン・乳製品・精製糖・低質な脂質・過剰な糖質・アルコール
摂取を増やしたもの:
タンパク質・良質な脂質
のようなイメージです。
いきなり詳細を書くと、かなり複雑になってしまうので、まずはざっくりと共有をさせてください。
これにより、下記のような体感がありました。(※あくまでも私自身の個人的な体感としてご理解ください。)
だるさがなくなった
日中や食後の眠気がなくなった
一日中、脳と身体がエネルギーで満たされる
乾燥や痒みなどがなくなり、肌の調子が整った
鼻炎や花粉症がなくなった
血糖値スパイクがなくなった
気分の安定
やる気や自信の向上
ここで特に注目して頂きたいのは、一番最後の「やる気や自信の向上」という部分です。
その上に挙げた、だるさや花粉症がなくなったというのは、どちらかというと体感しやすく、誰にとってもわかりやすい効果です。
ですが、やる気や自信というのは、もちろん目には見えません。
数値化や客観的な分析もしづらいのが、正直なところです。
とはいえ、それがもたらす自分の行動の変化や周囲への影響は少なくなく、もしかしたら自分よりも周りの人の方が気づく部分だったかもしれません。
もともと僕は人よりも体力がなく、パワフルに物事をこなすような、バリバリのリーダー気質というタイプではありません。
それでも、管理職としてフルタイムの仕事をこなしながら本業以外の仕事も継続し、大学院に通いつつも新たに精密栄養学とAIツールの学習を並行して行うという日々は、これらの体調管理の成果のひとつだとも感じています。
さて、改めて少しメンタルという部分に関して、生化学的な視点から見ていきたいと思います。
ここで再び、先ほどのやる気や自信といった、メンタルの話に戻ります。
メンタルの状態には、神経伝達物質という脳内の神経細胞(ニューロン)同士の情報を伝える化学物質がバランスよく分泌・受容されていることが重要です。これにより、気分の安定や集中力、やる気などが適切に保たれます。
代表的な神経伝達物質とその影響は、下記のとおりです。
セロトニン:
「幸福ホルモン」とも呼ばれ、気分の安定や安心感、睡眠リズムに関わる。
→ 不足すると、うつや不安、睡眠障害につながる可能性。
ドーパミン:
やる気や快感、達成感をもたらす。
→ 過剰だと衝動的になったり依存行動に走りやすく、不足すると無気力や集中力低下。
ノルアドレナリン:
注意力や覚醒、ストレス反応を高める。
→ 過剰だと不安や緊張、不足すると無気力や反応の鈍化。
GABA(γ-アミノ酪酸):
脳の興奮を抑える抑制系の神経伝達物質。
→ 不足すると不安やイライラが増える。
皆さんも一度は聞いたことのあるはずのこれらが、自分の精神状態にダイレクトに影響を及ぼしています。
そしてこれらは、食事や栄養管理である程度コントロールできる可能性があります。
つまり、もともと自分の性格や気質だと思っていたものが、シンプルに普段私たちが摂っている食事により左右されている結果なのかもしれないのです。
僕はこの点が、非常に興味深いと感じています。
言わば、メンタルの課題をメンタルだけで解決しようとするのではもしかしたら不十分で、自分の体の内側で何が起こっているのかを理解し、現代人の多くが乱れている食生活を見直すことで、何か大きなヒントが見つかる可能性があるのだと思っています。
まだまだお話ししたいことは、たくさんありますが、続きはまた次回。
今日もここまでお読み頂き、ありがとうございました。よろしければ、ぜひフォローをお願い致します😀
皆さまが体調やパフォーマンス、ライフスタイルなどにどのようなお悩みや課題を感じているのかも、お聞かせいただけるととてもうれしいです。
鈴木 雄太