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Q&A

呼吸法を続けてもHRVが上がらないのはなぜ?

Q呼吸法を試しているのですが、HRVがなかなか上がりません。どうしたらいいでしょうか?

Aまず知っていただきたいのは、HRVはとても繊細な目安だということです。その日の睡眠やストレス、測る時間帯や姿勢、前の日のお酒やカフェインでも、大きく揺れ動きます。

ですから、YURAGIやApple Watchなどでの測定の際に、一回や二回、HRVの数値が思うように上がらないことがあっても、どうかあまり気になさらないでください。見るべきなのは一時点の数値ではなく、数日から数週間の大きな「流れ」です。

そのうえで、呼吸法をしてもHRVが上がりにくいときは、呼吸そのものより、その土台に理由が隠れていることもあります。

たとえば、デスクワークで前かがみの姿勢が続くと、首や肩がこわばって呼吸が浅くなり、交感神経が優位になりがちです。

また、糖質に偏った食事や空腹の時間が長すぎて血糖が乱れると、それを立て直そうと体がアドレナリンを出し、せっかくの呼吸法を打ち消してしまうこともあります。

精密栄養学では、呼吸を「自律神経のリモコン」にたとえます。ただ、そのリモコンを押しても、本体の電池(マグネシウムなどの栄養や、安定した血糖)が切れていると、うまく反応してくれません。このあたりは、今回のLABO記事にくわしくまとめました。

数値を上げることや自律神経を整えようとしてあまり力みすぎず、「いま自分はどんな状態かな」と知るためのひとつの目安として、少しやさしい気持ちで付き合っていただけたらと思います。

なお、呼吸を強く、速くしすぎると、かえってめまいなどを招くこともありますので、心地よい範囲で気持ちの良い呼吸を繰り返すことを意識しましょう。

この回答は、メルマガ Vol.07(2026年7月12日配信)のQ&Aからの転載です。からだや食事のご質問は、メルマガへの返信か [email protected] までお寄せください。

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※ この内容は、精密栄養学の考え方と筆者自身の経験にもとづく一般的な情報です。病気の有無を判定したり、治療を行ったりするものではありません。体の感じ方や効果には個人差があります。気になる症状がある時は、自己判断なさらず、医療機関にご相談ください。