Q40代の女性です。最近疲れやすくなった気がします。やはり年齢のせいなのでしょうか?
A「疲れやすさ」は、睡眠、鉄や甲状腺の状態、血糖の波、心のコンディションなど、いくつもの要因が重なって起こる可能性があります。
精密栄養学では、こうした疲れを「気合が足りない」のではなく、「体が出しているサイン」として受け取ります。たとえば、甘いものや炭水化物がメインの食事で血糖値が急に上がって急に下がると、その反動で食後に強い眠気やだるさ、イライラなどが出ることがあります。この「血糖のジェットコースター」を穏やかにするだけでも、日中の体の軽さが変わってくる方は少なくありません。
できることは、意外とシンプルです。朝にたんぱく質(卵・納豆・お魚など)を少し足す、甘い飲み物やお菓子は控えめにする、そしてこまめに食べて空腹の時間を長くしすぎない。あわせて、しっかりと睡眠を確保すること、ゆっくりとした呼吸で気持ちと自律神経(HRV)を整え、体をゆるめる時間を持つこと。これらが土台を整える確かな一歩になります。
僕も、妻の不調と長く向き合ってきました。その経験から思うのは、「なんとなく不調」の時ほど、思い込みで手を打たないことが大事だということです。たとえば「疲れ=鉄不足」と決めつけて鉄のサプリを足すのは、体に炎症がある時にはかえって負担になったり、酸化ストレスを生む原因になってしまうこともあります。自己判断なさらず、まずは血液検査で今の状態を正確に理解することをおすすめします。
この回答は、メルマガ Vol.06(2026年7月5日配信)のQ&Aからの転載です。からだや食事のご質問は、メルマガへの返信か [email protected] までお寄せください。